【寺院仏具の修理】献茶湯器を塗り替え修復を施しています!
10月初旬に行われる大法要に向けて、献茶湯器を塗りなおしています。
現状が台座と器の色合いが違うため、同じ色で仕上げさせて頂きます。
朱色は調色が難しく、同じ色が出しにくい色になりますので、丁寧に作業を進めていきます。

10月初旬に行われる大法要に向けて、献茶湯器を塗りなおしています。
現状が台座と器の色合いが違うため、同じ色で仕上げさせて頂きます。
朱色は調色が難しく、同じ色が出しにくい色になりますので、丁寧に作業を進めていきます。
日頃より当店をご利用いただき誠に有難うございます。
お盆期間も明けましたが、当店におきましては、秋のお彼岸、年末に向けて職人一同、製造・修復に携わっております。仏壇・仏具のことで何かございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
さて、只今、当店前の工場では、天神様の修復を進めております。
古くなった塗面や彩色を研ぎ落とし、下地を塗り重ね、彩色を施して復元していきます。
天神様をお飾りする風習は、福井県の他にも富山県でも同じような文化が根付いているようです。地域独自に根付いた風習を大切にしてきたいものですね。
▲修復前の天神様です。数十年の歴史を感じさせられます。
▲只今、彩色工程に進んでいます。一つ一つの模様を手作業で描いていきます。
※仏像の修復も店舗前の工場にて店主自らが施工しております。
お盆期間を控え、新調又は修復を施したお仏壇、寺院用具を納品させていただいております。
先日は、越前市の寺院様へ修復させていただいた「空殿(宮殿)」を納入させていただきました。屋根幅も広く、立派な空殿でしたので、当店の職人4名で搬入致しました。
ほぼ全ての工程を当店前の工場にて仕上げさせて頂きました。
自ら手掛けた寺院用具が、末永くご利用いただけるようにしっかりと見守っていきたいと思います。
▲修復前の空殿です。部品を破損しないように気を付けながら作業を進めました。
▲組み立て工程の写真です。3代目・浩が手掛けました。
▲無事に設置完了です。
【修理修復の詳細】
●浄土真宗大谷派 「空殿」
・総修復
全て分解ののちお洗濯 当店にて施工
総塗り替え 当店にて施工
金具 本金メッキ 京都・金具職人に依頼 ※24金メッキ仕上げ
全て1号金箔使用 当店にて施工(金箔は金沢産)
組み立て 当店にて施工
~職人より~
このたびは、当店へご用命いただき誠に有難うございました。今後ともメンテナンスを含め末永く見守ってまいります。
今日から8月。毎日暑い日が続きますね・・。
工場で、ラジオを聴きながら作業をしていると、「北陸地方の梅雨明けはもうすぐです。」との天気予報が流れてきました!台風も近づいてているようですし、まだまだ不安定な空模様ですから十分にお気をつけてください。
さて、昨日、越前市へ修復を終えた人天蓋(にんていがい)を納入致しました。
天井が高いため、足場を組んでの取り付けとなりました。
修復前は、木地や塗面の傷みが激しく、彫刻類もバラバラになってしまうほどでしたが、お預かり後は、木地の修復から始まり、お洗濯、塗装、金箔の工程を経て修復させて頂きました。
全ての工程を当店前の工場で行い、金箔は金沢の一号金箔を使用いたしました。
今後、末長くご利用いただけるよう、職人一同しっかりと見守ってまいります。ご用命をいただき有難うございました。
▲修復前の天蓋です。金箔の剥離もひどく、軽く手が触れるだけで剥げ落ちてしまうほどでした。
▲天蓋を吊るし、周囲に瓔珞を下げていきます。
【修復の詳細】
〇人天蓋の修復(総修復)
・全てを分解し、お洗濯
・総塗り替え
・金箔押し替え ※金沢一号金箔使用
※寄進者名も記載させて頂きました。
GWも中盤に差し掛かりました。今年のGWはお天気も良くて県内各地は沢山のイベントなどで賑わっているようですね。当店近くの西山公園もすごい人で賑わっていました!つつじが綺麗な間に、私も一度足を運んでみたいと思います。
さて、久しぶりの投稿にになりますが・・・
連休前に越前市の寺院様から天蓋をお預かりいたしました。大きな本堂で、天井も高く、当店の職人4人で引き取りにいきました。
お預かりした天蓋は、長年のホコリやヤニを落とすためにお洗濯を施し、彫り物などの修復を行ってから漆を塗り替えます。最終的に金箔を施していきますが、約2か月かけて全てを修復させていただきます。
部品も細かく、手間のかかる作業になりますが、一つ一つ丁寧に作業進めていきたいと思います。
▲下に降ろすととさらに大きいです。
▲彫物部分の接着作業です。何十年も経っているのでかなり接着が弱っています。
▲バラバラになった彫物です。パズルのように一つ一つのパーツを接着していきます。