原型をとどめなかった登高座の復活です。

大正4年に作成された 登高座の修理が完成しました。
原型をどめないほどの 損傷分解状態でしたが 彫り 金具など
程度の高いもので 修理のし甲斐がありました。

生地修理と塗りに約2か月をかけ 金沢1号金箔で仕上げました。
金具は24金メッキを施し 彫りは彩色仕上げです。


【寺院仏具】仏像の修復が完了し、納入致しました!(広島県)

こんにちは。出村仏壇店の出村です。
先日からの大雪も少し落ち着いてきましたね。天気予報を見ていると今後数日間は暖かい日が続きそうなので一安心です。とはいえ、まだまだ寒い日が続きますので寒さ対策を十分にしてお過ごし頂けたらと思います。

さて、今週、広島県内のお寺にお伺いさせて頂き、修復のためにお預かりしていた「加藤清正公」の仏像を納入させて頂きました。加藤清正は、戦国時代の武将で信仰も厚く、お題目を掲げながら戦ったとされていることから、多くのお寺でお祀りされています。

お預かりさせて頂いた時は、経年劣化により彩色は色褪せ、パーツが剥がれているような状態でしたが、お洗濯や木地修理、下地などの修復工程を経て復元することができました。

【お仏壇の新調】ご予約頂いたお仏壇の納入準備が完了しました!

2023年01月26日
商品のご紹介
例年になく暖かい日が続いていましたが、昨日から強烈な寒波がやってきましたね。当店の近隣では積雪は少なかったものの、気温が下がり道路の凍結が激しい状況でした。今晩からは一時的に寒波が弱まるようですが、週末には再び寒くなるようなので引き続き注意をしてお過ごし頂けたらと思います。

さて、当店の本館では、ご予約を頂いたお仏壇の納入準備が進められています。
お仏壇を納入するためには、宗派に沿った仏具を並べ、電装器具の設置及び配線を行なっていきます。仏具はお仏壇のサイズに合わせる必要があり、電気配線は極力見えないようにお仏壇の内部を通していきます。お仏壇は繊細な部分も多いため細心の注意を払っての作業となります。

今回は、ご本尊の仏像の背面に、表具直しを施した三尊仏の掛け軸をお掛けさせていただきます。新しいお仏壇にはなりますが、ご先祖様から大切にされてきた掛け軸を掛けてあげることで重みが増しますね。

仏具だけではなく、さまざまな日用品もお付けさせていただき、気持ち良くお参りいただけるように引き続き準備を進めて参りたいと思います。




 

【寺院仏具】御内仏を修復させていただきました!(鯖江市)

お正月と成人式を含む3連休が終わり、今日から通常運転が始まりますね。当店の製造工場においても本日から本格的に職人が作業を進めております。改めてではありますが、職人一同、お客様にお喜びいただける商品やサービスをご提供できるよう精進して参りますので、今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

さて、昨年末に鯖江市内のお寺様の御内仏の修理修復作業が終了し、納入させていただきました。
御内仏とは、お寺に所属するご住職様が個人的に所有する仏様になります。仏様をお入れする外側の箱物は様々な様式がございます。今回お預かりさせていただいたようにお厨子のような形のものもあれば、一般的なお仏壇の形や本堂のような荘厳な形の御内仏などお寺によって様々です。

普段、私たちが出入りする本堂は檀家様や門徒様の寄付等で成り立っている共有物ですが、それを管理しているご住職様も自分のお参りをする仏様やお仏壇をお持ちになっているんですね。あまり目にする機会はないかと思いますが、修理修復に携わらせていただいたことをきっかけにブログに投稿させていただきました。

当店では、空きスペースを活用した御内仏の新設や、今ある御内仏の修理修復など幅広く対応しております。何かございましたらお気軽にお問い合わせいただけたら幸いです。

【新年のご挨拶】本年もよろしくお願い致します!

2023年01月03日
新着情報
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別なるお引き立てを賜わり、職人一同心より厚く御礼申し上げます。

本年の営業につきましては、1月5日より通常通り営業させて頂きます。
本年も引き続きお客様のお役に立てるサービスや商品をご提供できるよう努めてまいりますので、変わらぬご愛顧賜わりますようお願い申し上げます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

合掌
出村 浩一