【寺院施工】昨年、障子戸を全面修復したお寺様の状況を点検してきました!(広島県)

こんにちは!福井県鯖江市の出村仏壇店です!

本日は、昨年新調した障子戸の点検のため広島県のお寺様に伺いました。天気は快晴。海外からも大勢の方が観光に来られていました。

このお寺様にある高麗鐘は、高さ68センチ、口径40センチ、厚さ3センチもある国の重要文化財です。
小早川家が唐物貿易により寄進したといわれており、日本にある高麗鐘の中で最も古く、峻豊4年(963)と陽刻されています。

障子戸については、まだまだ明るい感じで新しさが映えますが、今後は時の経過と共に趣のある色合いになっていきます。これから長い歴史を紡ぎ、どのような色味になっていくのか、お寺様も当店職人も楽しみにしているところです。

さて、当店のブログをご覧頂いているお客様の中には、お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、当店職人は全国各地に頻繁に出張しております。

当店の強みの1つとして、福井県という田舎だからこそ、自前の広い工場で修理・修復等が可能なため、費用面で、都会価格ではないお見積りをお出しできます。もちろん、4代続いている確かな技術と経験があり、品質も確かです。

「遠方だから」とご遠慮なさらず、逆に「遠方だからこそ、気兼ねなく頼める」という感覚で、お問い合わせ頂けましたら幸いです。


 

【寺院施工】お賽銭箱の復元作業に取り掛かります!(越前市)

こんにちは。福井県は鯖江市の出村仏壇店です。今日は昨日までの寒さから一変、ぽかぽか陽気の最高のお天気でした。

このたび越前市のお寺様より、お賽銭箱の修復依頼を頂きました。
永年の風雪などにより、お賽銭箱の板に反りが出てきており、見映えよく復元したいとのご要望です。
ホゾが外れかかっておりますので、クランプで締めて反りを修正すると共に、日焼けで褪せた色味も復元いたします。

近年、このような復元ができる職人さんの高齢化・後継者不足が深刻な状況です。
当店は4代続く職人の店として、お仏壇だけでなく、寺院様についても豊富な知識・経験を有しています。
本堂や寺院仏具等の修理・修復をご検討されている寺院様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に当店にお問い合わせ頂ければ幸いです。

【お仏壇のご新調】収納が豊富な、当店人気No.1のモダン仏壇を納品しました!(鯖江市内)

2025年03月09日
新着情報
先日は、鯖江市内のお客様に、当店人気No.1のモダン仏壇を納品いたしました!
人気の最大の理由は「収納が豊富なこと」です。また、デザインが斬新すぎず、落ち着いた佇まいな点も人気です。

お仏壇があるご家庭で、とくに女性に深く共感頂くのは「気づけば仏具類が増え続け、置き場所に困っている。」だけど「罰が当たりそうで、捨てるに捨てられない」ということです。その点、このモダン仏壇は引き出しがたくさんあり、収納力たっぷりです。

また、デザインが昔ながらのお仏壇風のため、毎日の合掌の際に安心感を感じて頂けるようです。
近年は仏壇の小型化、モダン化が急速に進んでおります。奇抜なデザインの商品もご用意は可能ですが、毎日のお参りを考えると、やはり落ち着いたデザインを選ばれる方が多いです。

加えて、このたびのお客様はお若い方でしたので、お客様のご要望に応じ、仏具類をお洒落で高級感のあるマットグリーンで統一しました。とてもスタイリッシュでカッコイイです!

さて、当店の春のご予約・ご奉仕会も、残すところ2週間となりました。お仏壇はもちろん、お数珠やお座布団なども特別価格にてご案内しております。

お天気も少しずつ春めいて、外出しやすい気候になってきました。お仏壇・仏具の購入や、修理・修復をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ、4代続く店主自らが職人の店、出村仏壇店へお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです!

【お仏壇の修理・修復】伝統工芸品の美川仏壇を修復中です!

現在、石川県の伝統工芸品である美川仏壇の修復を行っております。
組み立てがやや複雑ですが、キッチリとした仕上げになります。
伝統工芸品の修復をお任せ頂けるのは信頼の証と捉え、職人一同、納品までしっかりと対応致します!

なお、当店はただいま春のご予約・ご奉仕会を開催中です。お仏壇の修理・修復も特別価格にてご案内しております。
お仏壇の修理・修復をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。

【美川仏壇とは(出典:石川県の伝統工芸 
https://www.icnet.or.jp/dentou/prefecture/02.html
北前船での航海に耐えるよう錆付けと堆黒の技法が用いられた仏壇です。美川仏壇は堅牢かつ荘厳で華麗なつくりを追及し、堆黒・ホゾ組立、錆付け等の技法が特徴です。堆黒はニカワと漆でできた厚さ1mmほどの生地を、模様が彫られた原版に敷き、素足で踏んで起こした型を仏壇各部に貼り付け、上塗りの後に金箔を押して仕上げる他では見られない技法です。また、水害に強い技術を求め、錆付けが選択されたことで北前船での運搬に耐えうる仏壇が製造されました。19世紀中頃には湊屋村次郎(1796〜1859)が、堆黒の技術等を生み出し、美川仏壇を一躍有名にしました。湊屋村次郎の作品は徳證寺「開山御厨子」や正壽寺「漆絵釈迦三尊像」(ともに白山市指定文化財)等が知られています。

【寺院仏具】お寺様用の坊塔位牌の修理が完成しました!(京都府亀岡市)

このたびは、京都・亀岡市のお寺様より、古い坊塔位牌のお直しのご依頼を頂きました。
完成品は写真のとおりですが、もともとは違う文字が彫られていました。
それをコツコツと埋め直し、下地から再生いたしました。
京都で大変長い歴史をもつお寺様でもあり、今後も末永くお参りの対象となることを願い、納品致します。

当店は店主が京都に住んでいたこともあり、福井県内に留まらず、京都をはじめ多くのご縁を頂いております。とくに京阪神・中国地方には頻繁に出張しております。遠方のお客様につきましても、ぜひお気軽に当店へご連絡頂けましたら幸いです。