【お仏壇の修理・修復】伝統工芸品の美川仏壇を修復中です!

現在、石川県の伝統工芸品である美川仏壇の修復を行っております。
組み立てがやや複雑ですが、キッチリとした仕上げになります。
伝統工芸品の修復をお任せ頂けるのは信頼の証と捉え、職人一同、納品までしっかりと対応致します!

なお、当店はただいま春のご予約・ご奉仕会を開催中です。お仏壇の修理・修復も特別価格にてご案内しております。
お仏壇の修理・修復をご検討中のお客様がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。

【美川仏壇とは(出典:石川県の伝統工芸 
https://www.icnet.or.jp/dentou/prefecture/02.html
北前船での航海に耐えるよう錆付けと堆黒の技法が用いられた仏壇です。美川仏壇は堅牢かつ荘厳で華麗なつくりを追及し、堆黒・ホゾ組立、錆付け等の技法が特徴です。堆黒はニカワと漆でできた厚さ1mmほどの生地を、模様が彫られた原版に敷き、素足で踏んで起こした型を仏壇各部に貼り付け、上塗りの後に金箔を押して仕上げる他では見られない技法です。また、水害に強い技術を求め、錆付けが選択されたことで北前船での運搬に耐えうる仏壇が製造されました。19世紀中頃には湊屋村次郎(1796〜1859)が、堆黒の技術等を生み出し、美川仏壇を一躍有名にしました。湊屋村次郎の作品は徳證寺「開山御厨子」や正壽寺「漆絵釈迦三尊像」(ともに白山市指定文化財)等が知られています。