【お仏壇の修理・修復】引き出しにオリジナル蒔絵を施しました!

毎日暑い日が続きますね〜。工場で作業をしていても扇風機やクーラーが活躍する季節になりました。当店が位置する福井県は夏は湿度の高い地域になりますのでジメジメとした日が続くと思うと・・・。
暑さに負けないように体調管理と精神力を養って乗り越えていきたいと思います。

さて、久しぶりの投稿となります。お陰様を持ちまして、当店の工場では、お盆前の納品に向けて塗り、金箔押し、組み立ての工程がフル回転しております。組み立ての工程では、バラバラのパーツを組み立てていくのですが、引き出しの正面部分に綺麗な蒔絵が施されたので写真を撮ってみました。

蒔絵は完全なオリジナル蒔絵で、福井の職人さんが描いています。ぼたんや南天、花鳥など綺麗に仕上げていただいたので組みあがりが楽しみです。

引き続き当店前の工場では、お仏壇や寺院用具の製造、修復作業を行っておりますので、ご興味のある方はご来店いただきご見学頂けたら幸いです。



△引き出しや段づくりの正面部分に蒔絵を施しました!

△難を転じるということで「南天」は縁起が良いとされ、古くからお仏壇に描かれています。


△当店前の「菩提樹」の木です。緑が鮮やかで夏を感じるようになってきました。


 

【お仏壇のお洗濯】修復中のお仏壇のお洗濯を行いました!

ここ数日、夏を感じさせるような陽気でしたが、午後に入り久しぶりの雨になりましたね。地域によっては、激しい雷雨になっているところもありますので十分にお気をつけてください。

さて、昨日、お天気が良かったので修復するためにお預かりさせていただいたお仏壇のお洗濯を行いました。お洗濯の前にはお仏壇を丁寧に分解して1つ1つの部品をバラバラにしていきます。分解することによって、隅々までホコリやヤニを落とせますし、塗りや金箔の工程に進んだ際にも丁寧に作業を進めることができます。

近年は、分解をせずにお洗濯を行う方法もありますが、なかなか細部まで綺麗にはなりません。せっかくご予算をかけて修復をされるのですから、修復後数十年安心してお参りいただけるような仕上がりをお勧めいたします。

店舗前の工場にて、それぞれの修復工程や作業内容もご高覧頂けますのでどうぞお気軽にお立ち寄りください。






 

【寺院仏具】改元記念・御開帳法要について

5月1日に元号が「令和」になりましたね〜。特に令和元年の元日は日本各地でお祝いムード一色でした。元号は変わりましたが、今までと変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

さて、5月1日より、京都の長楽寺様へ出向き「改元記念、御開帳法要」の準備、仏具納入を手掛けさせていただきました。前日は角塔婆や散華などの仏具を納入致しました。当日は朝早くから参拝や御朱印のために多くの方が並び、入場まで最大1時間半待ちという大賑わいでした。さすが京都!といった感じでしたね。


数十年に一度の日に、お仕事とはいえ貴重な場に立ち会えたことは私自身も大変嬉しく思います。遠方よりご依頼を頂き誠に有難うございました。





△受付から山門、参道までたくさんの方が参拝されました。



△本堂はたくさんの人で大賑わい。31年ぶりに御開帳されたご本尊は撮影不可でしたが、しっかりとお参りすることが出来ました。



 

【寺院施工・寺院仏具の修理修復】お堂新築のため仏具一式をお預かり致しました!

今日は久しぶりの雨模様になりましたね。少し気温の高い日が続きましたが、明日からは少し気温が低くなるようですね。寒暖差の激しい日が続きますが体調管理には十分にお気をつけてくださいね。

さて、先日、越前市内のお堂の仏具をお預かりさせていただきました。町内で守られてきた地域に根付いたお堂の建て替えにつき、お預かりさせていただき修理修復させていただくことになりました。

仏像をはじめ、仏天蓋や木花などの仏具を新築のお堂に合うように綺麗に復元していきます。







 

【お仏壇の修理・お洗濯】総修復のためお仏壇をお預かりさせて頂ました。(鯖江市)

ここ数日、寒の戻りで寒い日続いていましたが、今日は20度近くまで気温も上がるようですね。少しづつ春の訪れを感じられるようになりましたが、まだまだ寒い日もありますので、引き続き体調管理には十分にお気をつけてください。

さて、お彼岸も終わり、当店では夏のお盆に向けて職人一同作業を進めております。昨日、鯖江市内のお客様宅へ総修復を施すためにお仏壇をお預かりさせていただきました。200代の大きなお仏壇で、国の伝統工芸品にも指定されている「大阪型」の質の高いお仏壇です。

障子や雨戸の金箔の剥離や、塗り部分の損傷等も見受けられ、全てを分解して総修復させていただく運びとなりました。金箔は金沢の1号金箔、内回りの金具も本金メッキで仕上げるなど、素材や技法も吟味して仕上げていきたいと思います。