2022年09月06日
寺院施工・内陣施工・寺院仏具の修理について
9月に入り少しずつ過ごしやすい日が増えてきましたね。これからは台風の時期でもありますので十分にお気をつけてお過ごし下さい。
さて、当店前の工場では以前からお預かりしていた右大臣、左大臣の修復を進めております。
お預かりした時には経年劣化により仏像の本体が下地部分から傷んでおり、表面の彩色も色あせていました。また台座の方も漆が剥離したり金具部分が錆びていたりと傷みが激しい状態でした。
お預かり後は傷んだ部分を下地で補修をして県内の仏師よる丁寧な彩色を施しきれいに復元する事はできました。
今後は当店の工場にて点検を行い鯖江市内の神社へ納入させていただきます。
☝お預かり前の右大臣、左大臣になります。