寺院施工・内陣施工・寺院仏具の修理について

【寺院仏具の修理・修復】天蓋・瓔珞の修理・修復について

連日すっきりしないお天気が続きますね。台風24号も近づいているようなので十分にお気をつけてください。

さて、先日、越前市のお寺へ修理、修復のために天蓋・瓔珞をお預かりさせていただきました。修復後は新築のお堂に納入させていただきます。納入後も数十年と安心してご利用いただけるように、素材などを吟味しながら手掛けていきたいと思います。


△当店の職人4名で引き取りにお伺いさせていただきました。お預かり後は、お洗濯や金箔直しの工程を当店前の工場にて施工させていただきます。


 

【内陣施工】本堂内陣の現場作業を進めております!(広島県)

毎日酷暑が続きますね・・。もうしばらくでお盆に入ります。お出かけになることも増えますので、熱中症には十分にお気をつけてくださいね。

さて、当店ではお盆前ということもあり、お陰様をもちまして店舗、工場共にフル稼働にて対応させていただいております。お盆を綺麗なお仏壇でお迎えされたい方が多くいらっしゃるため、新品のお仏壇や、修復を施して綺麗になったお仏壇をこの時期に納入させていただくことが多くなります。

また、並行してお寺の内陣の修復も手掛けさせていただいております。お盆までには完成の予定で、綺麗になった本堂で気持ちよくお参りすることができるように作業を進めております。作業中の画像をアップ致しますのでよろしければご覧ください。

お盆期間中は、休みなく営業しております。仏壇・仏具のこと、お墓参り用品のことなど幅広く取り扱いしておりますのでお気軽にご連絡、ご来店いただければ幸いです。



△段縁の修復です。木地を修復して塗りを重ねていきます。


△後門柱の塗り替え、金箔押しを施しました。全てを一号金箔で仕上げました。これから、綺麗復元させていただいた須弥壇、宮殿を納入していきます。



【ご案内】
当店では、引き続き「夏の大御奉仕会」を開催しております。お仏壇のこと、寺院用具のこと、お数珠やお線香のことなど、何かございましたらお気軽にお問合せ下さいませ。

 

【内陣施工・寺院仏具】新築のお堂に仏具を納入致しました!(京都府・京都市)

毎日暑い日が続きますね・・。湿度も高い日が続きそうなので体調管理には十分にお気をつけてくださいね。

さて、以前から手掛けていた京都市内のご寺院様が、先日、無事に落慶法要が営まれました。お寺の新築にあたり、ご本尊の修復、別注厨子の製作、前机や高座などの新調などに携わらせていただき、落慶法要にまでお招きいただきました。

場所は東山五条、清水寺のふもとにあり、観光客でにぎわうところにあります。御朱印等も受け付けていますので、京都観光に行かれた際には是非立ち寄ってみてくださいね。


△東山五条を少し北に上がったところに新築されました。観光客など人通りの多いところなので、多くの方に参拝いただけそうです。


△内陣仏具一式、施工させていただきました。平安時代に製作された仏像も無事に収まり一安心です。


△読売新聞(京都版)にも掲載されたようです。住職様がわざわざ記事を印刷していただき、頂戴いたしました。
 

【寺院仏具の製作】山号額を製作、納入致しました!(京都府)

当店前の工場では、京都市内のご寺院様からご依頼いただきました「山号額」を製作させていただいております。

今回、製作させていただいている山号額は、ケヤキ製で白文字、落款部分は朱色で仕上げています。山号額の材料となっているケヤキ材は、当店が保有していた材料を使用させていただき、製材を施して文字を彫り込んでいきました。彫刻も機械彫りではなく、すべて手彫りとなっていて、職人の想いが1文字1文字に込められています。彫刻職人が文字彫りを施した後は、当店の工場にて、下地や塗りを施して文字に色を付けていきます。

文字の色付け作業で一番大切な部分は、下地作業です。女性のお化粧と同じように、下地がしっかりしていれば最後の上塗りもきれいに仕上がりますし、下地がうまくいかないと上塗りもきれいに仕上がりません。ケヤキの木目は荒いため、しっかりと下地をしなければ木目が埋まらず、綺麗な仕上がりにはなりません。下地を幾度か重ね綺麗な仕上がりを目指していきます。

↑当店の職人が彫刻された文字の部分を白色で着色しています。落款の部分は小筆で赤に着色していきます。山号額に書かれている文字は住職様が手書きで書かれた文字を彫りました。

↑落款に朱色を付けて、現場で取り付けました。

 

当店では、ケヤキ製、塗り製、金箔製など各種山号額の製作、修理・修復を手掛けております。お見積りから、納品、メンテナンスまで当店の職人が承っておりますので、何かございましたらお気軽にお問合せください。

【内陣施工・内陣荘厳】お内陣仏具の修理・修復中です!

西山公園のつつじも3分咲き位になり、お祭りの準備も始まり賑やかさが増してきました。明日から長期連休の方も多くいらっしゃると思いますので、お出かけの際には、是非西山公園にお越しくださいね。

さて、4月の上旬より、内陣仏具の修理修復のため、宮殿や須弥壇等をお預かりして作業を進めております。現場での作業もあり、柱や段ぶちなどの塗り、金箔押しもこれから行っていきます。

約2か月ほどかけて作業を進めていきますが、修復後も安心してお参りいただけるように丁寧に作業を進めて参ります。


▲宮殿、須弥壇はお寺から持ち帰り、当店前の工場にて修復作業を進めています。


▲宮殿の彫刻部分も傷まないように分解していきます。