寺院施工・内陣施工・寺院仏具の修理について

【寺院仏具・内陣施工】浄土真宗寺院の本堂内陣の修復作業を進めております!(山口県)

こんにちは。出村仏壇店の出村です。
10月も終盤に入り、特に朝と晩は冷え込みが強くなってきましたね。つい最近まで冷房を付けていたような記憶があるのですが…季節の移り変わりを感じる今日このごろです。

さて、先日、以前より取り掛かっていました山口県内の浄土真宗寺院様の内陣仏具一式の修復作業が終りましたので納入させていただきました。

きれいに復元された仏具を元の位置に納入するには非常に気をつかい、傷がつかないように丁寧に作業を進めていく必要があります。今回は、当店から数名の職人が出張し、現場にて微調整を行いながら従来の位置にお戻しいたしました。

今後は落慶法要に向けて必要な仏具の納品と細かな微調整を行っていく予定です。長きにわたり安心してお参りいただけるように、修復に携わらせていただいた職人一同末永く見守らせていただきます。

△7枚の欄間や内陣の壁面も復元いたしました。


 

【寺院仏具・寺院施工】本堂の水引きを新調させていただきました!(敦賀市)

こんにちは。心配された台風の影響も大きくはなく一安心でしたね。台風が過ぎてからはひんやりとした天気になりましたので体調管理等には十分にお気をつけてお過ごし下さいね。

さて、1週間ほど前になりますが福井県敦賀市のお寺様の本堂にて水引きの取り付け作業を行いました。

水引きとは、本堂の柱にそって取り付けられる金蘭生地の反物になります。お寺様の宗派によっては使用しない場合もありますが、今回は、経年劣化により新しく製作させていただく運びとなりました。

水引きは金蘭を使用した華やかな仕上がりとなっているので、本堂の雰囲気も明るくなります。それほど頻繁に問い合わせをいただく商品ではありませんが、名入れなどにも対応しておりますので何かございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。



【仏像修復】高さ120センチの仏像の修復中です!(鯖江市)


9月に入り少しずつ過ごしやすい日が増えてきましたね。これからは台風の時期でもありますので十分にお気をつけてお過ごし下さい。

さて、当店前の工場では以前からお預かりしていた右大臣、左大臣の修復を進めております。

お預かりした時には経年劣化により仏像の本体が下地部分から傷んでおり、表面の彩色も色あせていました。また台座の方も漆が剥離したり金具部分が錆びていたりと傷みが激しい状態でした。

お預かり後は傷んだ部分を下地で補修をして県内の仏師よる丁寧な彩色を施しきれいに復元する事はできました。

今後は当店の工場にて点検を行い鯖江市内の神社へ納入させていただきます。


 


☝お預かり前の右大臣、左大臣になります。


 

【寺院仏具・寺院用具】幅5尺の賽銭箱の製作に取り掛かります!(京都市)

早いもので8月も後半に差し掛かりました。皆様におかれましてはお盆期間中ゆっくりお過ごしできましたでしょうか。暑さも寒さも彼岸までといいますが、まだまだ暑い日が続きますので熱中症などの体調管理には十分にお気をつけてください。

さて、先日京都市のお寺のご住職様より賽銭箱の製作のご依頼をいただき設計を含め作業進めさせていただいております。

5尺の賽銭箱になりますとかなり大きなサイズの賽銭箱になります。そのためご注文をいただくたびに1からの製作となります。今回は、20年ほど前に納入させていただいた近隣のお寺様にご協力いただきデザインや寸法参考にして設計した上で製作へと進む段取りの予定です。

1から作るため、材料や正面の文字の入れ方など一つ一つ吟味して作業進めて参ります。



↑上の写真は20年前に当店にて制作したけやき製の賽銭箱になります。
 

【寺院仏具・内陣施工】本堂のらんまの修復作業が大詰めです!

皆さんこんにちは。
ゴールデンウィークも終わり普段通りの生活が始まりましたね。体が鈍ってしまいご苦労されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。朝晩の寒暖差も大きい時期で体調管理が難しい時期でもありますが十分に気をつけてお過ごしいただけたらと思います。

当店の近くの西山公園のツツジも見頃を終え、色鮮やかな公園から緑の鮮やかな景色に様変わりしてきました。

さて、改めてではありますが、ゴールデンウィーク期間中には多くのお客様がご来店いただき心より厚く御礼申し上げます。今後も職人一同、お客様にお喜びいただける商品やサービスを追求して参りますので変わらぬご愛顧賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。

現在、店舗前の工場では、山口県のお寺様からお預かりしてきた本堂のらんまの修復作業が大詰めを迎えています。修復前は100年以上の歴史が感じられるほどほこりや汚れが付着していましたが、お洗濯に始まり、漆塗りや金箔押しなどの修復工程を経てきれいに復元することができました。





きれいになったらんまが無事に納入できるように今後もしっかりと作業を進めていきたいと思います。